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日栄の商工ローンが引き起こした問題



商工ローンは中小企業にとってありがたい存在ですが、
トラブルが起きる事もあるようです。
商工ローンの日栄が引き起こした問題は、ニュースでも取り上げられました。


中小・零細企業向け融資の商工ローン、業界最大手「日栄」。
本社は京都市。
日栄は70年の設立で、資本金420億円。
東証、大証1部に上場。
全国に約200の支店がある。


ニュースの概要はこうです。


借り主の保証人になった男性に
「あんたのじん臓、肝臓、目ん玉も全部売れ」
「じん臓1個300万円くらいで売れるわ」
「目ん玉も1個100万円くらいで売れる」
などと脅して返済を迫ったとして、
日栄元社員(25)を恐喝未遂の疑いで逮捕されました。


その保証人は、日栄側の脅迫的な取り立てで恐怖心を覚えるなど
精神的苦痛を受けたとして
日栄を相手取って300万円の慰謝料請求訴訟を千葉地裁に起こしているが、
新たに、同社を貸金業規制法違反(取り立て行為の規制)容疑で、
容疑者を同法違反と恐喝未遂の容疑でそれぞれ警視庁に告訴しました。


この男性は「根保証」限度額1,000万円の連帯保証人となっていた。
根保証は、あらかじめ設定した限度額の範囲内で繰り返し行われた融資について、
連帯保証人が当初の融資額を超えて保証の責任を負う契約。


なお、日栄の松田一男社長はマスコミの取材に対し、
「上場会社(の日栄)が、貸金業規制法に違反するような行為を許すはずがない。
元社員があのような暴言を吐くなど全く考えられない。
警察の捜査に全面的に協力して真相の解明に努力する」とコメントしている。


さらなる問題は、公的資金の注入を受けている大手銀行13行が、
99年7月現在で日榮と商工ファンドの商工ローン大手2社に
1,480億円も融資をしていること。


信用秩序安定という“錦の御旗”の下に国民の税金で
自己資本を増強してもらっている銀行が、
問題企業に多額の融資をしている姿が疑問視されています。


このニュースを目にした人は多いと思います。
最大手の会社でこの有様です。
商工ローンを利用する時は、
悪質な業者でないかを慎重にチェックするようにしましょう。





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